5/9、 「がんの統計2025」(がん研究振興財団)が公表されました。本データによりますと、全国の がん検診受診率(過去2年間)については、乳がん:47.4%、子宮がん:43.6% 等でした(図1)。一方、長期に未受診の方もいらっしゃるものと察します。
【図1】
図表出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2025」
がん検診受診率(2013年、2016年、2019、2022年)
本邦では、女性に特有のがんである「乳がん」および「子宮頸がん」については、比較的若年から罹患を認め、近年増加しています(図2)。
【図2】
図表出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2025」
年齢階級別がん罹患率推移(1980年、2000年、2020年)
ご承知の通り、これらのがんは、がん検診が有効であることが科学的に証明されており、早期発見・早期治療により、治る可能性が高くなります(図3)ので、定期的にがん検診を受診することが大切です。
【図3】
図表出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2025」
がん診療連携拠点病院等(都道府県推薦病院含)における5年実測生存率(2014~2015年診断例)
総合病期(UICC TNM分類総合ステージ)別5年実測生存率 男女計
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